南国ドゥマゲッティへの親子英語留学、移住のサポートをしています、DEECの増田です。
ドゥマゲッティーの病院。
ドゥマゲッティには学校と同様に大きな総合病院がたくさんあります。
所謂シニアリタイヤメントの方に人気がある理由の一つとも思われます。
多くの場合、近代的な大きな総合病院ビルは、外国人資本家たちからの出資で建設されます。
この建築物内の診察室を現地の医師に貸し出す契約をして事業収益を得ています。
良い意味で、医師をお客さんにした賃貸業ビジネスです。
このスタイルが圧倒的に多く、医師もいろんな評判の良い病院と契約して何曜日はこの病院の何号室、といった感じで、いろんな病院を日々渡り歩くわけです。
最初に総合受付で様態を伝えて、(今日は何号室にどういう名前の先生がいる)と、教えてもらってから診察になります。
まずは、風邪をひいたとしましょう。
最寄りで安心できる病院に行き、受付で様態を伝えれば、何階のどの部屋に内科の先生が居るかを教えてくれます。
そこで先生と初対面なのですが、たまたま訪問した日に様態にあった先生がいないことも。
こういう場合、助手の連絡先を聞き、この助手に連絡して事前アポを取ってから再訪問になります。
フィリピンではこの医師の助手がすべてのスケジュール管理などをしていて、再受診やその他のスケジュールをすべて管理しています。
日本ではあまり見られない仕組みです。
無事に受診出来たら、先生がその場で処方箋をくれます。
多くの場合は病院外の薬局でお薬を購入します。
万が一検査が必要な場合は処方箋の前にラブラドリ(精密検査)を受けてその結果をもって再受診して処方を受けます。
この場合もラブラトリに行って身体のどこをどう云う方法で検査するかの指示書を出してくれます。
日本のように会社員医師がほとんどなく、ある意味で医師は信頼される患者やその家族に支持してもらうことが重要になるので、医師選びは大切なテーマです。
それでは、各総合病院につての特徴を見ていきます。
数ある病院の中で、私たち家族が利用した病院を数院見ていきましょう。
日本人でも安心の近代的で清潔な病院です。
①シリマン大学病院
もっとも有名な病院で、あの名門シリマン大学の病院です。
②ホーリーチャイルド病院
市街中心に位置し便利な反面、駐車場は少ないです。
③エースドゥマゲッティ病院
我が家はここばかり使うようになりました、清潔でとても良い病院です。
以上は一例ですが、これらの病院では医師にもよりますが大体1回の診察で500~800ペソ@1300円~というところでしょうか。
処方箋(薬全般)は日本より高めです。
ちなみに保険は全くないので全額自己負担です(旅行者保険などがあれば後程で帰国時に清算)されます、詳細はお問い合わせください。
さらに国保も海外での治療費や診察費も保証があります(国民健康保険は世界一の保険ともいわれるくらいに掛け金に対する補償の厚さで有名です)ので、手続きなどの詳細はお問い合わせください。
こうしてみると、海外では病院事情が日本とは違います。
主に把握して覚えておきたい事をまとめてみましょう。
(医師は個人事業主)病院の診察室を借りて医師は日替わりで場所を変え診察している。(医師を選ぶ)最初から面識はありませんので、事情に詳しい方などに評判を聞くなどが必要。
我が家が暮らしていく中で、一番良かったのは上記でお伝えした、エースドゥマゲッティ病院です。
清潔で通いやすく、いろんな症状に対してよい医師が多かった記憶が有ります。
1週間や10日位ならまだしも、中長期的な留学の場合一度くらいは体調を崩すかもしれません。
病院選び(医師選び)や保険の手続きに必要な準備など、希望いただければ当センターで最大限のサポートをしていきます