main-img

リアル!「親子留学の1日」を紹介 

  • 2025.03.27

南国フィリピンのドゥマゲッティへの親子英語留学、移住サポートをしています、DEECの増田です。

ドゥマゲッティの私立学校は児童生徒の単独通学を良しとしません。

よって保護者が通学に付き添うことになります。

出入口ゲートにガードマンがいて、部外者は基本的に学校敷地内に入れません。

保護者身分証が発行され、これを提示してゲートを通過し教室まで迎えに行くわけです。それでも毎日通学していれば1カ月もすればガードマンも顔を覚えてくれて、そこまで細かくチェックされることはなくなりますが、基本的には関係者以外は立ち入り禁止のルールが原則です。

授業時間割ですが、学級によって授業時間が全く違います。

幼稚園は午後1時から4時、小学生は午前7時30分始業で午後4時下校、中学、高校生は始業は小学生と同じで下校が5時となります。

(これも各学校により違いがあります)

ランチタイムは昼の1時間たっぷりあり、午前10時頃と午後の3時頃にはおやつの時間もあります。

総じて緩やかなフィリピンタイムです。

●親子留学の1日(幼稚園)。

それでは、ここから幼稚園の通学を見てみましょう。

F学校に通うAちゃんを見てみましょう。

始業は午後1時、自宅を出発してママの運転する電動バイクで一緒に登校、教室までママと一緒です。

3時になったらおやつタイムです。

学校の待合テーブルで待っていたママと一緒におやつタイムです。

4時にクラスが終わります。

待っていたママと一緒に朝と同じく電動バイクで帰宅。

途中のスーパーでお買い物をすることもあります。

学校内での保護者の滞在が自由です。

必ず何人かの保護者(あるいはメイドさん)が待合テーブルでゆっくりしています。

ある意味子供中心の文化です。

●親子留学の1日(小学生)。

それでは、小学生の1日です。

F学校に通学の4年生R君の様子です。

始業は午前7時30分、ママと一緒に電動バイクで登校です。

最初は教室までお見送りだったR君も今は入り口ゲートまでで、そこから自分で教室へ。

10時のおやつタイムを挟んで午前中の授業が終了すると昼食です。

給食の制度はなく、自前のお弁当か校内簡易レストランでの食事になります。

ここではお菓子やジュースまであり自由に校内で食べられます。

3時のおやつタイムを挟み、4時に授業が終わり、迎えに来たママとゲートで待ち合わせ一緒に帰宅となります。

●単身留学の高校生。

最後は高校生J君の1日です。

彼は高校生単独留学だったため、当センターが保護者登録(ガーディアン)し、私自身が車で通学の送迎をしていました。

時間割は始業は小学生と同じで下校が5時になります。

昼食は自分で弁当を作らず、校内の簡易レストランで毎日食べていました。

授業選考がITで(日本でいう高校生の段階から選考授業を受ける形となり、これによってクラス分けがされるようになります)、レベルが高くて大変だったと聞きました。

途中で風邪をひき3日ほど寝込んだこともありましたが、2か月間の留学を無事終了しました。

最初にあったときは(おとなしい子だな)という印象だけでした。

しかし、帰国に際に空港まで見送ったときにしてくれた握手は力がこもっていて、笑顔もたくましく自信に満ちて見えました。

●親子留学の1日(まとめ)。

各学年での通学の様子をざっくり見てきました。

日本との違いをまとめると

●通学(登校、下校)には保護者が同行

●おやつタイムまであり校内で菓子やジュースが楽しめる

●部活動などの義務はなく、希望者のみ入会

●基本的に時間割が緩やか。

小中学までは学科などの学習(記憶型の日本式)についてそれほど厳しくなく、生徒の個性と自由を重んじる文化があります。

人間の器や発想が進化したり成長するためには(環境を変える)ことが必須だといわれています。

普段感じない感情、最初は理解できない価値観、他人の目を気にすることの不要さ、これらの文化に実際触れて、日本では考えられない異文化交流の中で、お子さんの個性が輝き出すでしょう。