ドゥマゲッティへの移住者(長期留学)にとって、交通手段としてバイクの入手が大きなテーマになります。
電動バイクや、50cc以下の排気量のバイクは運転免許はいりません。
よって最近すごく人気が出てきています。
ちなみに電動バイクは15000ペソ@40000円程くらいからあり、現地ドゥマゲッティのローカルからも人気です。
さらに49㏄のスクーターはガソリンエンジンですが、子供用のホビーとして売られていて、12000ペソ@30000円程くらいで新車の購入ができます。
しかしながら、乗車定員が限定的だったり、車両の持つパワーに不足感があったりするため、やはり車やバイクと考える方にとって免許証取得は必須になってきます。
外国人が無免許運転でトラブルを起こすと大変です。
その後に出国するときに様々な手続き関係で、ややこしくなってしまうことなどがあります。
それではフィリピンの運転免許について見ていきましょう。
フィリピンでは運転免許が試験などなく(厳密にはインターネットを使った交通法などの勉強課題はありますが)、比較的簡単に取得できます。
取得手順も段階を追って取得するだけです。
まずは免許証発行場所(LTO)に行き、ステューデントライセンス(仮免)を取得する手続きをします。
これが出たら1か月後にレギュラーライセンス(本免)取得の手続きをして完了です。
それぞれのライセンス取得時に様々な手続きがあり、とても混雑していてとにかく待ち時間が長く、何度も足を運ぶことになります。
ある程度の手数料を払えばこれらの手続きを代行?ショートカット?してくれる業者がいて簡単に取得できます。
実際に免許を取得した例を見ていきましょう。
さて、実際に当センターがサポートし、運転免許を取得した方の実例です。
まずは仮免登録で、手続き業者に店に入り書類などの手続きをしてもらったり、尿検査(ドラッグ不使用証明のため))などをします。
LTO窓口に並び、ステューデントライセンス(仮免発行の書類)が出るのを待ちます。
これらの手続きで2~3回くらい日を分けてLTOに行くことになります。
業者を使っても、仮免だけで2~3回はLTOに行くことになり、さらに発行最終日は2時間くらい待たされます。
そして本免取得です。
ステューデントライセンス(仮免)が出てから30日後、いよいよ本免申請ができます。
仮免同様に、様々な手続きを業者に依頼してやはり2~3回はLTOに行くことになります。
最終発行まで3時間くらい事務局の前で待たされて、やっと発行されました。
日本のように免許試験の難解さはありませんが、とにかく手続きが複雑で遅く、時間と手間がかかります。
業者を使わなかったらどれくらい時間がかかるかわかりません。
以前はこの免許更新が2年更新だったのに対し、現在は10年更新に改正されました。
それだけでもありがたい話です。
試験などの難解さはないが、時間と手間がすごくかかり取得が大変なフィリピン免許証。
手配業者を使っても、最低4~5回は発行所(LTO)に通うことになります。
仮免~本免までの申請には30日の期間が必要になります。
よって、日本を出国する前に国際免許を発行してもらい最初の90日は運転できますので、その期間中に余裕をもって現地免許を申請するのがベストです。
一度取得すれば、10年有効なフィリピン運転免許です。
運転免許は立派なIDカードとしてフィリピンでは認められます。
銀行口座を作ったり、様々な手続きをするうえで複数のIDカードの提示が求められるフィリピンでは運転免許も取得すれば価値があります。
長期滞在多移住をお考えの方は取得もありでしょう。
もちろん免許取得も当センターではサポートさせていただいています。